ぷろにーとです。こんな私ですが、しばらくポーカーで生計を立てていました。
株式投資は初心者ですが、金銭を賭けるトレードという意味では玄人かと思います。
そんな私が今回はマネープレッシャーとバンクロールマネジメントのうまい付き合い方についてこの記事でまとめてみました。
Contents
マネープレッシャーとは?
ポーカー用語なのかは分かりませんが、ポーカーをしているとマネープレッシャーという言葉はよく使われます。
言葉通りのことなのですが、お金のプレッシャーです。賭けるお金が大きくなることによって金額の大きさにプレッシャーを感じてしまうことです。
マネープレッシャーによる弊害
正しい判断ができなくなる
マネープレッシャーによる弊害はこれに尽きるかと思います。
ポーカーは期待値計算をしたり、相手のテル(動作やパターンの癖)を見抜いて判断をします。
例えばのお話
資産が1億円あったとします。参加費100万円。サイコロ振って6が出たら1000万円もらえます。
当然ながらこのゲームには参加しますよね?完全に期待値プラス。統計上6回参加すれば必ず1回は6が出て1000万円もらえるわけですよ。600万円の投資で確実に1000万円が返ってくるわけですから。
もし、あなたの資産が100万円しかありません。このゲームに参加しますか?
となるとこれは躊躇しますよね?期待値はプラスですが1回しか参加できませんし、当たる確率は1/6です。
期待値がプラスなのに参加を躊躇してしまう。何故なのか?これこそがマネープレッシャーの弊害なのです。
マネープレッシャーを克服するためには?
バンクロールマネジメントをしっかりする
バンクロールマネジメントとは、その名の通り金銭管理の自己ルールです。
例えば、僕のお話ですがポーカーテーブルにバイイン(テーブルに置くお金)するのは、ポーカーに使う資産の4%まで。
1000万円ポーカーに使える資産があれば、一度にテーブルに置くのは40万円分の現地通貨まで。
こういったルールを決めて徹底的に守る。これがマネープレッシャーとの付き合い方です。
ルールの決め方は、マネープレッシャーによる判断ミスをしない程度の資産の割合。これは個人差があるかと思います。
1000万円あれば、40万円くらいなら失っても良いかなぁ。こんな感じで思えるような金額ですね。
それから1日に2回バイイン額を失ったらその日はもうポーカーをしない。
これは、ムキになって判断を狂わすことを防ぐためです。
このように徹底的にルールを決めて常に正しい判断を淡々と続ける。これがポーカーで生きていくのに必要なスキルです。
常に正しい判断を下せる環境を維持するためのルールを作る。そのルールを徹底的に守る。こうしてマネープレッシャーによる判断ミスを防ぎます。
株式投資でも同じことが言えると思います
株式投資もポーカーと同じ金銭トレードです。
現時点でどれほどの資産があって、総資産のうちのどれくらいの割合を株式投資に回すのか?
一度に保有する銘柄は何種類まで?一銘柄に使うお金はいくらまで?
などはマネープレッシャーの観点からすると決めた方がいいでしょう。
マネープレッシャーを感じるのは人として正常な感性です。マネープレッシャーは克服するものではなくうまく付き合っていくものだと考えています。
そのために必要なのはバンクロールマネジメント。常に正しい判断を淡々と下していける環境作り。
こうして期待値プラスの事象に淡々とベットしていけば、長期的には確実に利益が出るでしょう。